天然成分「ゼイン」の安全性とシリコンとの違い|危険性はないの?
INZシャンプーに配合されているのが、天然成分「ゼイン」です。この成分は、擬似キューティクルとして機能し、髪のボリューム感の向上や、タンパク質や水分の流出を防いでくれます。
では、シリコンなどの化学成分とは、どのように違うのでしょうか?また、ゼインの安全性はどのようになっているのでしょうか?
ゼインとは
トウモロコシ由来の天然成分で、疎水性を持ったタンパク質のことです。
疎水性というのは、「水を弾く性質」の事であり、
髪のコーティング剤として使用した場合には、
タンパク質の流出や水分の蒸発を防いでくれるという働きがあります。
その他にも、ツヤやボリューム感の向上、指通りの良さを
良くしてくれるといった効果があります。
これまでは、化学成分であったシリコンが
その役目を担ってきたワケですが、様々な害が指摘されており、
その代替物として天然成分の「ゼイン」が注目を集めるようになったのです。
そして、このゼインを配合したのが「INZシャンプー」という事になります。
実際に、メーカーさんに問い合わせてみました。
サイト主は、スカルプシャンプーや成分には多少詳しいですが、
素人には変わりありません。
ですので、成分の安全性や危険性を判断することはできません。
というわけで、販売店さんにお願いしまして、
直接メーカーさんに問合わせていただきました。
以下、その引用です。名前等は伏せさせていただきますが、
すべて原文のまま掲載いたしております。
ーーーーーーーーーーーーーー引用開始ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご連絡が遅くなり申し訳ございません。
TRUMP店長 ●●です。
頂戴したご質問が、かなり専門的な観点からの回答が必要かと思い、
INZシャンプー開発担当の研究員に確認をさせて頂きました。
下記、回答原文となります。すこし難しいかもしれませんがご確認願います。
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ゼインはタンパク質、
シリコーンはケイ素と酸素からなる人工高分子化合物と、
物質としてまったく異なります。
シャンプーに配合するシリコーンはオイル状ですので
毛髪や皮膚に広がってきれいな皮膜を作ります。
タンパクと比べるとかなり安定性が高いですから、
その皮膜が長時間保持されます。
そのため、シリコーンが入った製品を使い続けると
シリコーンが蓄積していってビルドアップといった現象が起きてきます。
一方、ゼインは疎水性(=水に溶けにくい)のタンパク質ですので、
毛髪に一度付着すると水では洗い流されにくい皮膜を形成します。
タンパクの皮膜ですのでシリコーンと比べて隙間なども
大きいと考えられますし、タンパクですので分解されやすく、
皮膚への影響があるような強固な皮膜は形成しません。
それはゼインが入ったシャンプーを使い続けても
ビルドアップが起きないことからもわかると思います。
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(中略)
以上、宜しく御願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
サイト主の感想と補足
ゼインには、生分解性があると言われています。
生分解性というのは、簡単に言えば、
「微生物に分解される性質」の事を指しています。
そもそもゼインというのは、とうもろこし由来の天然成分ですから、
自然界に存在するたんぱく質なのです。
ですから、ビルドアップ(=頭皮への蓄積)することなく、
適度に分解されていくという解説には、非常に説得力がありますね。
「ゼインって天然成分だけど、本当に安全なの?」という質問は
非常に多いのですが、
「全く問題ない」という事がお分かり頂けたのではないかと思います。
ゼイン配合のINZシャンプーに興味をもたれた方は、
ぜひ一度、商品ページを見てみてください。
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2012年12月20日 | コメント/トラックバック(0) |